
まされるように私も入山。三角点のピークまでくると,前方に薬師岳らしい山隗が浮かぶが,遠くて高い。ここから太郎平小屋までまだ3時間以上かかると思っていたが,登山道が整備されていたせいか早く到着できた。
ことになっていた。こんなときに限ってテントマットを忘れてきている。フリースジャケットを忘れてきている。テント内は敷マットの外は水が滲んでいる。今夜は幅50センチメートルのマット上を落ちることなく寝よう。事前策としてテント周辺の,流水路変更工事をして就寝するが,雨音が激しく隣接テントでも「シュラフまで水が来た。」とか,「明日はどうする?」とか大変な状態だ。
黒五岳もガスの中だが,少し天候が回復したようで,黒五のカールを行くと雄大な景色の中にコバイケソウの群生,雷鳥親子が迎えてくれる。しかし登山道はかなり荒れており,尾根道と比べて雨量が多く植物の繁栄するカール地形の方が登山靴のインパクトに弱いのかもしれない。やはり木道が最も地形に優しいのだろう。



